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人材サービス×DX

人材サービスのDX推進事例と最新技術・システムをご紹介

人材サービス業界では、求職者と企業とのマッチングの最適化や、就労環境の改善など、さまざまな課題を常に抱えています
求職者のスキルや経験をどのように効率的に把握し、それを最適な企業とマッチングさせるかが要求されています
DXの導入により、従来の人材採用の手法に加えて、AIや機械学習を用いて求職者のスキルや経験を学習し、より精度高くマッチングすることができます
さらに、効率化を図ったり、適切な人材採用による企業の成長を支援するなどの効果が期待できるでしょう
Dcrossは、人材サービス業界のDX推進において活用事例や有効なシステムを提案しています

人材サービス×DX

導入企業の成功事例を紹介

株式会社キャリアデザインセンター

株式会社キャリアデザインセンター

応募数を3倍にしたAI搭載レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」

株式会社キャリアデザインセンターは「アイジェント・レコメンダー」を導入し、レコメンド経由での応募数を3倍に増加させることに成功しました。
当サービスは、複数の機械学習技術を組み合わせて、顧客の行動をリアルタイムに反映した高精度のレコメンデーションを実現します。ウェブサイトやモバイルアプリ、実店舗のデジタルアシスタントなど、様々なシーンで利用可能なサービスです。
同社は、求職者のニーズに応じて、自由度の高さに伴うサービス品質の維持するために、UI・UXの細部に至るまでの修正を素早く行えるサービスを探し出すことが課題でした。
導入効果としては、レコメンド経由での応募数が以前に比べて3倍に増加したことが挙げられます。さらに、サイト全体の応募数に対しても大きな影響を及ぼしています。
また、UI・UXを含めた細かな設定変更についても、コンサルタントの迅速な対応によりスムーズに運用が行えています。

株式会社ウィンスリー

株式会社ウィンスリー

コンサルタントの業務を50%削減したデータ管理ソリューション「PORTERS Agent」

株式会社ウィンスリーは「PORTERS Agent」を導入し、データの一元管理を実現したことでコンサルタントの業務を50%削減することに成功しました。
当サービスは、人材紹介業務のノウハウを集約したシステムで、媒体連携、帳票自動作成、面談自動設定などの機能有しています。また、事前に複数の検索条件を設定することでワンクリックでマッチングを実現する「オートマッチング機能」などの便利な機能も豊富に搭載しています。
同社は従来利用していたサービスで、顧客管理と求人管理の別々の運用による進捗の把握の困難さや、サポート体制が十分でないなどの課題を抱えていました。
サービスの導入後、顧客管理と求人管理が一体化され、求職者のエントリー状況や推薦した求人情報をすぐに確認できるようになりました。このため、業務の効率化が達成され、感覚的には約50%の業務削減が実現しています。

株式会社ナースステージ

求職者のLINEクリック率がメールの10倍を達成した求職者に個別の対応を可能にする「MicoCloud」

株式会社ナースステージ

株式会社ナースステージは、LINEマーケティングサービス「MicoCloud」を導入し、求職者のLINEクリック率がメールに比べて約10倍に増加する成果を達成しました。
当サービスは、LINE公式アカウントを活用して個々の求職者の属性や趣味嗜好に基づいた配信やナーチャリングを可能にするサービスです。求職者とのLINE上でのコミュニケーションを通じて得られる情報や行動履歴を利用し、よりパーソナライズされたマーケティング活動を実施することが可能になります。
同社は、以前使用していたツールでは、LINEにおける1対1のチャット機能は存在しましたが、同一アカウント内で複数の担当者に振り分ける能力が不十分でした。これにより、各担当者への割り当てが必要となり、作業工数の増加という課題がありました。
しかし、当サービスの導入後は大きな変化が見られました。メールに対するクリック率が2.5%だったのに対し、同じ施策をLINE経由で行ったところ、クリック率が28%まで上昇しました。この結果、LINEを通じた施策がユーザーからの反応を大幅に増加させることができました。

人材サービス

DX推進のメリットを紹介

求職者の利便性向上

求職者の利便性向上

意思決定の手助けとなる

意思決定の手助けとなる

面接フローの効率化

面接フローの効率化

人材業界では、DXの導入により、求職者の利便性が大幅に向上します。
具体的な例として、オンライン面接が挙げられます。ZoomやMicrosoft Teamsなどのビデオ会議ツールを活用すれば、求職者はどこからでも面接に参加することが可能となります。
このため、求職者は移動時間や交通費を節約できるだけでなく、自分にとって都合の良い時間に面接を受けることが可能となります。これは特に現職を持ちながら転職活動を行っている求職者にとっては便利でしょう。
さらに、面接を行う企業側としても、一度に複数の求職者と接することが可能になるため、人材採用がより効率的に行えます。

DXの導入は、営業担当者だけでなく、経営層の意思決定にも大きな影響を与えます。過去に蓄積された求人や求職者のデータを集めて分析することにより、リアルタイムで求職者の行動傾向や求人への応募率、面接成功率などの情報を把握することが可能となります。
データを基にしたアプローチは、人材採用の効率化を実現するだけでなく、データに基づいて最適な人材獲得戦略を策定することも可能です。
さらに、個々の求職者に対するアプローチもデータに基づいて最適化できます。例えば、求職者のプロフィールや行動データを分析して、その人に最もマッチする求人情報を提供することができます。
これにより、求職者の満足度を高めると同時に、採用成功率も向上するでしょう。

DXの導入により、面接フローの効率化も図ることが可能です。
面接スケジュールの調整について、従来は、人間が手動で日程を調整する必要がありましたが、デジタル化により自動化することが可能となります。
予約システムを使用することで、求職者は自分の都合の良い時間を選んで面接を予約することができます。そのため、人事担当者と求職者の双方が時間を節約できます。
次に、オンライン面接です。ZoomやTeamsといったビデオ通話ツールを使用することで、面接地に物理的に足を運ぶ必要がなくなります。これにより、面接者の移動時間や交通費が削減されるだけでなく、地理的な制約がなくなるため、より広範囲の求職者を対象にすることができます。
また、AIを活用した面接アシスタントも登場しており、面接中の発言を自動で記録・分析し、採用担当者が面接の評価をする際のサポートが可能です。

人材サービス×DX

重要になる最新技術とシステム

01

暗号化

暗号化とは、情報を特定のルール(暗号アルゴリズム)に基づいて変換し、他人がその内容を理解できない形にする技術です。これにより、機密情報が第三者に盗まれたとしても、その情報を解読することが難しくなります。
人材業界における具体的な利用例としては、求職者の個人情報の保護が挙げられます。例えば、求職者が自身の履歴書をオンラインで提出する際、その情報は通信経路上で暗号化されます。このため、第三者が通信を傍受したとしても、その内容を理解することはできません。また、求職者の個人情報がデータベースに格納される際に情報は暗号化され、不正アクセスによる情報漏えいのリスクを軽減できます。

02

ファイアーウォール

ファイアウォールは、コンピュータネットワークのセキュリティを保障するためのシステムの一部です。主な役割は、企業内ネットワークなどの信頼できるネットワークと、インターネットなどの信頼できないネットワークとの間の通信を制御し、不正な通信や攻撃を防止することです。
人材業界でも、求職者の個人情報や企業の機密情報を保護するために、ファイアウォールが活用されています。例えば、オンラインでの求職者からの情報提出や人事担当者からの情報アクセスを安全に行うために、ファイアウォールを設置して不正なアクセスを防止することが求められます。

03

オンプレミス

オンプレミスは、企業が自社のデータセンターやサーバールームにサーバーやストレージなどを設置し、自社で管理・運用する方式を指します。
具体的には、企業が自社の設備でハードウェアを保有し、自社の情報システム部門が管理、セキュリティ対策を施すことになります。また、ソフトウェアやアプリケーションも自社でインストールして運用します。
オンプレミスの主な特徴は、企業が自社のデータを完全にコントロールでき、外部に依存せずにデータを保護できることです。そのため、重要なデータを社外に預けるリスクがなくなります。
人材業界においても、企業は自社で求職者の情報や企業のデータを管理し、保護するためにオンプレミスのインフラを使用することがあります。

04

クラウド

クラウドは、インターネットを通じて、サーバー、データベース、データ分析、AIなどのサービスを提供するテクノロジーです。企業が自社のITインフラの運用とメンテナンスにかかる負担を大幅に減らすことが可能です。
クラウドの主要な利点はコスト効率です。初期投資が必要なく、利用した分だけ課金されるため、コストコントロールがしやすいでしょう。
人材業界でも、クラウドの利用は進んでおり、求職者のデータ管理、人事業務の効率化、リモートワークの支援など、さまざまなタスクを簡素化し、効率的に行うことを可能にしています。

05

プライベートクラウド

プライベートクラウドとは、特定の組織だけがアクセスできる形で提供されるクラウドの環境を指します。
この環境は、企業自身が管理するか、またはクラウド事業者によって専用にホストされ、その組織専用にネットワークとサーバーのリソースが確保されます。
プライベートクラウドの主な特徴は、データセキュリティと制御の強化です。組織自体がクラウド環境を制御し、その環境にアクセスできるのは特定のユーザーだけとなるため、データのプライバシーとセキュリティが強化されます。
人材業界においても、プライベートクラウドは特定の用途、特に機密性が高いデータの管理に有用です。
求職者情報や企業データなど、扱う情報の機密性が高いため、データのセキュリティを確保するためにプライベートクラウドが用いられます。

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